担当しているお仕事について
教えてください。
当社の主軸事業である賃貸用RCマンション建築の請負契約、その営業活動がメイン業務です。しかし一般的な営業と違って、契約を取ってきたら終わりではなく、引渡しまでの全工程に携わるのがサン建築設計の営業ですね。マンションを建てる際の仕様や意匠などの打ち合わせ、トラブルの対応など、着工から竣工まで常にお客様とやり取りさせていただいています。
当社の特徴としては、賃貸用マンションの企画会社さんを介してお仕事をいただくことがほとんどです。そのため反響営業という側面も強いかもしれないですね。とはいえ、同じ企画会社さんの物件であっても同じ形状、同じ仕様の物件は全く存在しないんですよ。1軒1軒、ゼロから組み立てていくので毎回刺激もありますし、緊張感も当然あります。そのちょうどいいバランスが、やりがいにつながっていますね。
この仕事は、どんなところが大変ですか。
この仕事は営業だけでなく竣工まで工事部と連携しながら全工程に携わっていくので、覚えることが多くて大変ですが、経験も人脈もかなり早い段階でできあがるんじゃないでしょうか。
これはサン建築設計ならではのことかもしれませんが、私は入社して行動力が身についたと思っています。これまでずっと営業職だったので行動力はある方だと思っていたんですよ。でも、当社は部署の垣根を越えて、全員が全力で動いて物件を完成させている。僕よりも若い社員が、どんどん色んな部署の仕事をこなしていくんです。そんな社員たちを見ていたら自分なんてまだまだ奥手だなと感じてしまいましたし、まだまだ頑張れるなって思い直しました。
やはり長い間、同じような環境で仕事を続けていると、自分のなかでのスタンダードが作られてしまって抜け出すのが難しくなると思うんです。サン建築設計に入社してまだ間もないんですが、強く感じているのがこの「変化」の重要性です。変化をすることって人間にとって、とてもストレスでマイナスに捉えられがちなこと。でも世の中の変化を察知して、素早く動いていかないと10年先の立ち位置が変わってきてしまうと実感しています。コロナ禍を経て、業界内の動きも激しくなってきました。建設業界でいえば人手不足や建築単価の問題など、色々なことが表面化してきています。この「変化」に適応していった会社だけが生き残っていけるんだということを入社して強く感じましたね。ちなみに当社にはそのポテンシャルが十分にあると思っています。
これから取り組んでいきたいことはありますか。
今の仕事は企画会社の建築士さんやお客様の意向に沿って、決められた範囲のなかで肉付けしながら仕上げていくことがメインになっています。私は前職で建物竣工後の仲介営業、日常的なマンション管理まで経験をしてきました。だから、マンションを借りるユーザーがどんなお部屋を望んでいるのかも含めて幅広い提案ができたらいいなと考えています。トータルプロデュースに近いので、どちらかといえば「夢」に近いかもしれませんが。
それ以外にも当社は建設会社というイメージが強いと思うんですけど、実は“不動産の総合商社”を目指しているんですよ。面接の時に、社長から「総合不動産業を目指す」って聞かされたんです。それも初対面の第一声で。建設業自体は未経験でしたが、不動産の部分であれば知識も経験もあるので役立てますし、何より面白そうだな思って入社を決めました。この大きな志も、ぜひ実現させたいと思っています。