担当しているお仕事について教えてください。
建設現場を見て回って工程通りに工事が進んでいるか、設計図通りに建物が作られているかなどをチェックする工事監理が、私の仕事です。当社では、年間70棟くらいのマンションを建設しているので、1棟につき4〜5人が関わり、お互いをサポートし合って工事を進めています。工事監理の業務以外にも、マンションの建設は住宅街などが現場になることが多いので、近隣の方々とのやり取りもしていますよ。そういったことも含めてスムーズかつ確実に工事が進められるようにしています。
この仕事を選んだのは、建築という仕事が好きでその全てを網羅したいという気持ちが強くあったからでした。以前勤めていた会社では建築士として建物を設計していたんです。でも、現場で実際に作るという仕事はしたことがなかった。だから、より現場に近いところで建築に携われるこの仕事を選びました。

この仕事のどんなところに、やりがいを感じていますか。
1年弱かけて更地だった場所にマンションを作っていきますので、やはり竣工した時の達成感は大きいですね。当社ではお約束した日に必ずお引き渡しするというのが鉄則。工程管理やコスト管理が仕事の中心とは言え、思いも寄らないことにもその都度対応しなければなりません。例えば、冬場でも工事を進めなければならないんですが、時として大雪に見舞われることがあるんです。その時は社員総出で雪かきをして、工事が進められるようにしています。そんな不測の事態を乗り越えていくことも大変ではあるんですが、やりがいと言えるのかなと思っています。
それと私たちの仕事は、たくさんの職人さんや協力会社さんと一緒に建物を築き上げていきます。だから、その局面ごとに職人さんの力になれているか、困ったことは起こっていないかなど、現場のすみずみにまで気を配らなければいけません。その細かな配慮が建物の仕上がりにもつながる、とても大切なこと。この仕事を始めてまだ数年ですけど、どのようすればスムーズに工事が進められるかなどを先輩社員に倣い、日々勉強しながら自分のものにしていきたいなと考えています。

サン建築設計の魅力は、どんなところですか。
まず、ひとつ挙げるとするならばチームワークの良さじゃないでしょうか。一般的な会社だったら工事は工事、営業は営業というように社内が縦割りになっていると思うんですよ。でも当社の場合は、先ほどお話しした除雪が必要になった時に「みんなで行くぞ」って誰ともなく動き出します。そういうところは魅力であり大きな強み。やはり代表の中村の存在が大きいのではないかなと思っています。初対面の時からパワフルな印象でしたが、何より実行力が強い。やると決めたら必ずやる。除雪作業も社長が先陣を切って重機に乗って行きますから。サン建築設計のチームワークの源泉は社長にあると思います。
もうひとつ、年齢に関係なく活躍できる会社だということも魅力ですね。私は50歳を過ぎて入社したんですが、「うちは年齢なんて関係ない。50歳を過ぎても成長できるのがサン建築設計だから」といわれたんです。本当に心強かったですね。実際に私よりも歳上の60代の大先輩も働いていて、意欲さえあれば定年退職がないということにも驚きました。もちろん20代のスタッフも活躍していますし、若くても活躍次第で役職につける。誰もが等しくチャレンジができる会社だと思います。
